自分でDIYリフォームは可能?【メリット・デメリット・準備】
費用が多くかかるリフォームは、ある程度資金をためておかないといざという時に開始することができません。費用がかかるのでちょっとしたものであれば自分でdiyで行おうと考えますが、自分でできる場所とできない場所、メリットやデメリットが存在します。
diyのメリットは、専門業者に依頼するよりも費用を抑えることができることがまずあげられます。専門業者に依頼すると素材そのものの費用の他に人件費や設計費などがかかり、いつの間にか予算がオーバーしてしまうことがあります。自分で行えば人件費はかかりませんし、材料も自分で選んでくることができるので節約することが可能です。また自分好みのものを作ることができるので、大変満足度が高くなります。
diyリフォームのデメリットは、自分自身が不慣れであり、模索しながら行っていくので完成したとしても見劣りしてしまう可能性がある点にあります。専門業者はリフォームのプロであり、技術的な差はどうしても生まれてしまいます。さらに手際が良くないので、日数も長くかかってしまうことがあり、集中力が途切れてしまうこともあります。むやみやたらに開始するのではなく、ある程度事前の準備をしっかりと行うことが大切です。
diyでリフォームをする場合、まず工具類の準備と自分で行える場所はどこなのかを把握します。玄関のドアノブの交換や壁紙の交換ならば行うことができますが、外壁に関しては手の届く範囲のみしか行えません。また費用を抑えようとして必要な工具を揃えていない場合、安定性に欠けてしまいきれいに仕上げることも難しくなってしまいます。雑になってしまうことが多いので、必要な道具はしっかりとそろえることが大切です。
このほか準備として作業工程を考えリフォームを考えている場所を正確に採寸することがあげられます。作業工程は重要なことの一つであり、どういった順番で行っていくかを計画すると、スムーズに進めていくことができます。作業工程を考える場合は、無理に詰め込みすぎず余裕を持たせて考えるのがポイントです。場所の採寸に関しては特に床や壁のリフォームに影響することであり、ピッタリと測らないと隙間ができてしまう、逆に床板が入らなくなるなど見た目に影響してしまいます。床の場合、きちんと板が入らないと床がきしむ、へこむなどのトラブルに発展する可能性があります。そのため採寸には時間を割くようにし、一人ではなくできるだけ家族の力を借りて行うようにします。

